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E/Oトランシーバ

電気から光へ

サンプルサンプル

ピグテイル型E/Oトランシーバ

E/OとはElectrical/Optical の略で、E/Oトランシーバは電気信号を光信号に、また光信号を電気信号に変換するデバイスです。

アプリケーションの一つに、航空機の飛行制御信号の変換が有ります。
従来の航空機では、操縦桿やペダルは金属ケーブルや滑車などで動翼と繋がっており、パイロットの操縦によって機械的・直接的に動翼を動かしています。これに対し新しい飛行制御システムであるフライ・バイ・ワイヤ(FBW)は、パイロットの操縦量を電気信号として検出し、電線つまりワイヤで各動翼へ伝えます。
これをさらに発展させたシステムがフライ・バイ・ライト(FBL)といって、電線の代わりに光ファイバを飛行制御系統の配線として用います。FBL機では、パイロット操縦の電気信号を光信号に変換したり、配線上を伝送されてきた光信号をFCCやACCといった各種機器が受信できるよう電気信号に再変換したりする必要が有ります。このような信号変換に使われるのがE/Oトランシーバです。

FBLにはFBWと比べて機体重量が低減されるほか、信号が電磁干渉を受けにくくなる、信号の伝送容量が大幅に増大するなどのメリットが有ります。

世界初にして唯一の実用フライ・バイ・ライト機・P-1

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航空機に特化した耐環境性

東京航空計器のE/Oトランシーバは、振動や温度など航空機特有の厳しい使用環境に合わせ、ARINC804規格に準拠した高い耐環境性を持っています。

2013~2017年度にかけて行なった海外大手機体メーカーとの共同研究で10GbpsのE/Oトランシーバを開発し、特に高温下でのパフォーマンスの良さで好評を得ました。現在製品化を目指しています。

飛行制御のみならず、機内エンタテイメントや機内/機外カメラの映像のリアルタイム伝送など、大容量の高速通信が求められるアプリケーションにも利用可能です。

 
〇〇の様子

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