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飛行管理機器

いわゆる「ブラックボックス」

航空機事故のニュースで「現在ブラックボックスを捜索中です」などと言っているのを聞いた事はないでしょうか。一般的にブラックボックスというと「内部構造や動作原理を知らなくても使える装置やシステム」、あるいは「技術の流出を防ぐため、内部構造や動作原理を部外者に知られないよう意図的に隠した装置やシステム」を指しますが、こと航空機に関しては、ブラックボックスとは「コックピット・ボイス・レコーダ(CVR)」と「フライト・データ・レコーダ(FDR)」という装備品を指します。これら2つの機能を併せ持つ「コックピット・ボイス・フライト・データ・レコーダ(CVFDR)」もあります。

CVRはコックピット内の音声、つまり操縦士と副操縦士の会話や、管制官との交信、何らかのトラブルを示す警報音などを記録します。
FDRには搭載機の電子システムから得られる様々なパラメータ、たとえばエンジン回転数、飛行高度・速度、機体の姿勢、動翼アクチュエータの位置などが記録されます。


FDRの修理

万一航空機事故が起こってしまったとき、その原因や事故に至る状況を究明するためにCVR/FDRが調べられます。ナショナルジオグラフィック・チャンネルで放送されている名ドキュメンタリー番組「メーデー!:航空機事故の真実と真相」をご覧になると、米国の国家運輸安全委員会(NTSB)に代表される各国の航空事故調査機関の調査官たちがブラックボックスに残された記録を手がかりに事故の原因究明を進めていくさまが見られます。
事故調査の第一義は「犯人探し」ではなく、原因を特定することで同様の事故の再発を防ぐことです。事故調査の積み重ねによって空の安全性は高められてきたのです。

墜落の衝撃や火災の高温から大切な記録を守るため、ブラックボックスのメモリは非常に堅牢な箱の中に収められています。

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